
世界遺産白川郷で有名な岐阜県。飛騨牛や鮎の塩焼きなど自然を生かした岐阜グルメが有名です。
今回は岐阜県出身の私が、岐阜に来たら飲んでほしい地酒をご紹介します!
岐阜県の美味しい日本酒が知りたい
定番の地酒を飲んでみたい
おすすめの岐阜の日本酒を教えてほしい
という方の参考になれたら嬉しいです(´▽`)
あまり知られていない岐阜の酒事情
ぶっちゃけ「岐阜 日本酒」というキーワードですが、

岐阜ってどんなお酒があるの?

そもそもお酒が有名なイメージないよ

ていうか岐阜県ってどこ?w
というようにあまりピンときていない人が多いと思います。(最後の一言は対面で言われたことがあります。全岐阜県民を敵に回すセリフですので気を付けましょう。)
難しいことは考えず、どうしても知ってほしいことだけ簡単に書いていきます!
世界酒蔵ランキング第1位

いきなりインパクト大きめのアピールポイントですが、岐阜県にはなんと
世界酒蔵ランキングの上位常連酒蔵があるのです!!!!
世界酒蔵ランキング(http://www.sakaguraranking.jp/):その年の大きな日本酒コンテストの受賞実績を集計・格付けして出されるランキング
しかも2020年は第1位。(直近2022年は第4位)
その酒蔵とは飛騨を代表する名店『渡辺酒造店』
代表商品の蓬莱は、ANA国際線のファーストクラスにも採用されています。
…すごくない?

蓬莱は白川郷で飲んだことあるけど美味しすぎて1合が一瞬で消えたよ
お酒が美味しい理由は伏流水
じゃあなんでそんなに美味しいお酒が造れるのかっていうと、岐阜が作り出す水・米・酵母がいいらしいんです。
今回はその中でも水に注目します。
なぜなら岐阜県は清流の国という名の町づくり政策があるほど自然を大切にしているから!
ということでサクッと説明すると…
岐阜県は飛騨山脈をはじめ、多くの山に囲まれた地。山から流れ出した雪解け水は川となり、さらに伏流水(地にもぐりこんで流れる水)となる。井戸から汲み取ったその伏流水が美味しいお酒のもとになる。
ということです。(参考:岐阜県酒造組合連合会公式ページ)
ほら、渡辺酒造店さんも飛騨山脈の伏流水って言ってます。↓

立派な山や美しい川に囲まれた岐阜県ならではの特徴ですね。
お酒の紹介
では早速、お酒の紹介にいきましょう~!
※価格は全て公式サイトに掲載されているものです
とりあえず絶対飲むべき《蓬莱》
先ほど取り上げた「渡辺酒造店」の蓬莱はマストです!岐阜を代表する日本酒で、白川郷に行くと現地の人に激推しされます。実際私はそれで買いました。
白川郷に行った時に飲みましたが、まーうまいのなんのって。癖がなくスーッと入っていっちゃうので180mlの瓶が一瞬で空になりました。危険。
この時は勧められたから買っただけでしたがまさかこんな有名なお酒だったなんて…もっと味わって飲めばよかった…
お値段はびっくり
【1800ml】 2,937円
【720ml】 1,540円
【300ml】 693円
【180ml】 396円
という安さ!こんな有名なのに!
クチコミは、コスパがいい、やや甘め、香りがいい、雑味がない、という内容が多かったです。
まさに雪解け水のような透き通った柔らかい口当たり。とっても美味しかったです。どんな料理にも合いそうです(´▽`)
おすすめ!
岐阜県民なら誰でも知ってる《三千盛》
「みちさかり」って読みます。「さんぜんもり」って言うと「こいつ、初心者だな?」って思われるので気を付けましょう。
岐阜駅の飲み屋街に置いてない店はない!ってくらい浸透している多治見市のお酒です。「岐阜のお酒」といったらこれが一番最初に浮かびました。
店頭販売のお値段は
【 1.8L】 3,300円(税込)
【720ml】 1,470円(税込)
【300ml】 760円(税込)
です。
辛口が好きな人に飲んでほしい一品。キリッとシャキっとしたお酒。
…なんだろ…蓬莱が石田ゆり子だとしたら三千盛は米倉涼子みたいな。笑
香りの段階でからくちを感じるくらいスッキリしたこのお酒、刺身とかホッケによく合うのよ~
三千盛は、「超からくちの酒」でありながら、癖がなくすっきりとキレのある味わいの日本酒で、食事と一緒に味わっていただきたいお酒です。
引用:三千盛公式HPより(https://www.michisakari.com/index.php)
クチコミは、辛口、すっきり、どんな料理にも合う、リピートしたい、という内容が多かったです。
日本酒専門店の店主おすすめ《醴泉》
これは日本酒専門店の店主さんにおすすめされたお酒です。これともう一つ(何かは忘れた)と迷った結果、ラベルの渋さに惹かれて購入した記憶があります。
滝が有名な養老のお酒です。「店主にすすめられた」と言いましたがクチコミをみてもファンが多いという印象。
冷やして飲むのが美味しいとのことだったので冷酒でいただきました。酸味が強かったような記憶があります。ふわっと広がるお米のうまみが最高です。
コメの旨味、穏やかな香り、心地よい酸味が絶妙に調和した味わいで、食中酒に最適です。
参考:玉泉堂酒造株式会社(https://www.minogiku.co.jp/product/6)
とアピールされているので美味しい岐阜グルメと合わせていただきたいですね(´▽`)
お値段は
【1,800ml】 4,070円(税込)
【720ml】 2,035円(税込)
でした。
受賞歴が華々しい飛騨の《白真弓》
大変申し訳ないんですがこのお酒に関してはあまり記憶がありません…白川郷で蓬莱と一緒に買って土産用に持って帰る予定が、蓬莱を飲み終えた段階で(一人で)楽しくなっちゃってこっちもごくごく飲んでしまいまして…。しかもつまみは「たけのこの里」( ;∀;)
ホームページを見てみると

わああ、めっちゃ色々受賞してるぅ~~
え、まって、このお酒と合う料理やばい…

私がつまんでたの、たけのこの里なんだが。(2回目)
んで、なんで白真弓を買ったのかというと「白川郷きたらどぶろくが気になるけど、にごり酒はちょっと苦手」と土産屋のおばちゃんに話したところ「にごり酒出してるええ(良い)酒蔵でにごってない美味しいお酒あるよ」と言われたからです。
お値段は
【300ml】 715円(税込)
【720ml】 1,650円(税込)
【1,800ml】3,300円(税込)
です。
クチコミは、香りがいい、お上品、コクがある、というのが多かったです。いつかリベンジしよう。
電子旅行雑誌にも掲載《長良川》
鵜飼いで有名な長良川の伏流水を使ったお酒、ということで商品名もそのまま長良川。大きなイオンモールがあることで有名な岐阜県各務原のお酒です。
酒豪上司含む部署の打ち上げで行った高級焼肉店で死ぬほど飲まされたお酒でもあります。笑
三千盛と同じく岐阜駅飲み屋街には大体置いてあるイメージ。口当たりの良さやフルーティーな風味が人気。
お値段は
【720ml】 2,980円(税込)
【1,800ml】5,500円(税込)
です。
ちょっと前に各務原の小さな居酒屋で久しぶりに飲んだらめちゃくちゃ辛くてびっくりしました。あれは超辛口だったのかも?
岐阜県が誇る長良川のお酒ということで旅行雑誌にもしょっちゅう掲載されています。

ちなみに超辛口はこちら↓
まとめ
岐阜の美味しい地酒を満喫しよう
本記事では岐阜県出身の私が飲んだ美味しい地酒を5品ご紹介しました。
紹介したのはほんの一部で岐阜県にはまだまだ有名なお酒がたくさんあります。色んなお店で日本酒を飲んできたつもりでしたが、岐阜の人気地酒はもっとあるということに気付きました!
ちなみに今一番気になっているのが渡辺酒造店の「W」
フルーティーでフレーバーが多い、後口スッキリで飲みやすい、アメリカ出身の蔵人さんもいて海外発信にも力をいれている、らしい。気になる…。
岐阜観光の際には是非おためしください!
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