重力ピエロ

あらすじ

主人公は泉水って名前のサラリーマン。弟の春とは仲がいい。
もちろん家族の仲もいいんだけど、この家族、過去に隠したいような事件があったのね。
そして月日が経って大人になった泉水の周りで連続放火事件が起こりはじめる。やだ怖い。
泉水と春は、放火現場付近には必ず謎のグラフィティアートがあるということに気づく。
スプレーで壁にシューッってやるあれね。
んで話が進むにつれ、謎の人物が出現したり、過去の回想からヒントがでてきたり。
連続放火とグラフィティアートは誰が何のために起こしたのか。
どうなるんだこの展開!そしてこの謎なタイトル「重力ピエロ」とは!

ネタバレない感想

ひゃあああ…よかった。よかったよすごく!
読み終わって一番に思ったことは「なんて綺麗な一冊なんだ」ってこと。
この「綺麗さ」は読まないと分かんない!
ミステリーなんだけど家族の温かさを感じる感動できる一冊でした。
この家族の強さっていうのも、きっと過去の事件があったからこそ。
ちなみにどんな事件かってのは最初のほうに書かれてます。

そんでこの兄弟の会話レベル高すぎ。
偉人、芸術家、専門用語、バンバン出てきます。
途中まで調べながら読んでたけど諦めた笑
別にそんなに必要なキーワードではないんだけど、そういう知識が最初からあったら
もっと面白かったんだろうな。
不可解な行動とかノートとか最後ちゃんと伏線回収されてすっきり。
いやーよかった。

ネタバレ感想


~春が二階から落ちてきた(だっけ、空からだっけ?それはラピュタか?)~
の一文、最初は ん?なんの話?どっから入り込めばいい?
っていう探り探りな気持ちで読み始めて、最後にまた同じ一文。
同じ一文なのに心が落ち着いたというか、同じ一文だからこそ安心したというか。
こんなに綺麗にストンと落ちる一冊は初めてかもしれない…!!

夏子はヘップバーン似らしいけど勝手に「外道の歌」の加世子さんイメージしてた笑

夏子の登場で話は一気に進みましたねー。物語展開のスピード感が絶妙…
ありがとう夏子さん。

春がどれだけ泉水のことを信頼しているか、どんなに大切に思っているか。
それは泉水も同じ。葛城を殺害したことによって二人はどうなるかと思ったけど
あのラストは納得。兄の、弟を守りたい気持ちがじんわりくる。。。


この本に「綺麗」っていう印象持ったのは、例の一文だけじゃなくて
多分「泉水」「春」「グラフィックアート」とか綺麗な単語が多いんだな。


全然関係ないけど「泉水」と書いて「いずみ」って読むのなんか腑に落ちない人いない?笑
中学時代、部活顧問の「和泉先生」をずっと「わいずみ先生」って呼んでたの思い出した笑
恥ずかしい笑

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