英単語が書けない読めない

英語が好きだ。できるできないじゃなくて、好き。

かっこいい。誰が話しているかとか、内容がどうとか、そういうのは関係なくただ英語が好き。

中学に入学して、それまでお遊び程度だった英語の授業が本格的になった。

「サイレントEの法則」をご存じだろうか?

単語が「母音+子音+E」の形の場合、Eは発音しないで母音をそのままの音で発音するという法則。

このときの母音はそれぞれ A→エィ E→イィ I→アィ O→オゥ U→ユゥといった感じ。

例えばNOTE。これは N+O(母音)+T(子音)+E の形に当てはまるので発音は「ノオゥト」

CAKE→これも最後にEがあるから発音は「ケエィク」

BIKE →「バアィク」(これは大げさかな)

その日の授業はずっとこの法則に沿って単語を発音し、書き取りの練習をした。

私はできるできないじゃなくて英語が好きなので、中学生向けのECCにも通っていた。

最近まで小学生だった私に出ていた宿題は、

専用のノートに数字を英語で5回ずつ書いて覚えてくること。

宿題や提出物は、家を出る15分前に慌ててやる派だったのでその日も急いでノートに

one one one one one two two two two two と殴り書きしていった。とても急いでいた。

早速宿題を提出した。のだが、赤ペンをもってノートを開いたときの先生の顔が私は忘れられない。

昼間に勉強したサイレントEの法則が抜け切れていない私の中で

 E は イ だった。

本当に恥ずかしいのだが中学になりたての私は six と書くところを

sex sex sex sex sexと書いて提出していたのだ。(これブログ運営のなんかにひっかかる?大丈夫?)(びびり)

ランドセルを背負ったおサルさんだった子が、この2~3週間で何があったのか

これからはじまる思春期の大切な部分を全てすっ飛ばしている、、、しかし

本人はいつも通りのあほなおサルさんみたくお利口に椅子に座っている、、、

という状況を先生はどう受け止めたのか。

この後のことは全く記憶にない。多分先生は、冷静に赤ペンで×をつけたんだと思う。

その後、立派なぱっぱらぱーに成長した私は就職し、一人暮らしをはじめ順調に生活していた。

買い物のため車を運転し、ふと道路わきの看板に目をやる。

華やかな着物姿の女の子が笑っている絵の横に店の名前と思われる英単語が書かれていた。

母音+子音+Eの形だ。サイレントEを思い出す。私はできるできないじゃなくて英語が好きだった。

「フリソオゥデ」

確かめるように小さく呟いてみた。

振袖だった。

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