私の友人(オーストラリア人の場合)

私は数年前、ワーキングホリデーでオーストラリアに住んでいたことがある。

もともと異文化や国際交流、言ってしまえば未知の世界全般的に興味がある私は
帰国後も言語交換アプリ等で外国人の友達を作っては簡単なチャットをして楽しんでいた。

中でも特に頻繁にやり取りをしたのは日本が大好きなオーストラリア人のスコットと、
日本の保育園で英語を教える、同じくオーストラリア人のレベッカだ。

スコットはオーストラリアに住んでいるが日本には何度も来たことがあり、
頼んでもいないのに毎日様々な角度からの自撮りを送ってくるおじさんで、
レベッカは旦那と愛犬をオーストラリアに残し、気がむくまま日本で英語の教師を
続ける予定の「彼はセックスがしたいのよ」が口癖のアラサーだ。

ある時、執拗に家に誘ってくる在日アメリカ人に困っている、という話をレベッカにした。
その日、私とレベッカは名古屋駅にある外国人オーナーが経営するバーで飲んでいて
二人ともいい具合に酔っていた。
レベッカはグラスをなぞり「はは~ん」と薄ら笑いで私に言った。

「彼は…あなたとセックスがしたいのよ」

お、おう。
そんなにストレートに。
しかも何の解決策にもなっていない。

ほろ酔いだったこともあり、話半分でその後は適当に飲みその日は解散。

その後もちょこちょこ連絡を取っていたが
夜中に突然レベッカからラインが来たと思えば
「今帰宅中なんだけど、駅前で若い男に声をかけられたわ。
彼はきっと、私とセックスがしたいのよ」
という内容だったので笑った。

スコットは相変わらず反応に困る自撮りを送り続けてくる。
悪い人じゃないんだが…。
このままずっと「今日の俺」の感想をしかたなく述べるだけのやり取りはしたくないので
当時マッチングアプリで知り合った二人の男性についての話題をふってみた。
二人の異性がいたらオーストラリア人男性はどういう判断基準で人を選ぶのか気になったからだ。

スコットの答えはこうだった。



「ベッドでのプレイがすごい方を選ぶべきだ」



なんだこいつら。
下ネタ大好きじゃねーか。
質問する相手を間違えた。


断っておくが、オーストラリア人が全員こうだという話ではない。
私がたまたま隙あらば下ネタに繋げようとしてくるタイプを引いてしまったようだ。

それからしばらくして、私とレベッカはまた外国人オーナーが経営するバーに行った。

「髪」っていうのは「毛」のことでしょ!?
なんで「髪の毛」っていうの!?おかしくない!?
髪=毛 だから「髪の毛」は「毛の毛」じゃない!!!
と暴走するレベッカと

「 I have no idea」の文章、「no idea」を「have(持ってる)」って何!?
「私はno ideaをもっている」ってなに!?
もっとらんやんけ!!!!
とまくし立てる私

に、オーナーがサービスで不思議な色のカクテルを持ってきてくれた。
瞬間、レベッカが静かになった。
くるぞ、くるぞ、あのセリフ…

期待を裏切らないレベッカはやはりこういった。




「彼は…私たちとセックスがしたいのよ」







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コメント

  1. いでかみ より:

    さしみちゃん…セックスが…したいです……

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