死にぞこないの青

あらすじ

新しくクラスの担任になった羽田先生は明るく元気でとても人気がある。引っ込み思案で人と話すことが苦手なマサオも、先生と仲良くなりたいと思っていた。しかし些細なことが原因で、先生はマサオに悪意に満ちた集中攻撃をするようになる。

マサオくんの成績が悪いので今日は計算ドリルの宿題を増やします。
今日、マサオくんはこんな失敗をしました。
悪い子は誰?できない子は誰?そう、マサオくんだよね?

みんなの前で恥をかかされ、笑いものにされ、叱られる毎日。便乗したクラスメイトからもひどい扱いを受けるようになったある日、マサオは学校で自分を見つめる一人の子供の存在に気付く。

突然現れ、いつの間にか消えている奇妙な子供。日を追うごとに現れる場所は自分に近づいている。顔や身なりが認識できる程近づいた時、マサオはその恐ろしい形姿を目の当たりにする…


初版発行 平成13年10月25日
幻冬舎文庫

ネタバレなし感想

標的の生徒を決めて徹底的にいじめ抜く担任と、”先生=正しい”と信じて疑わない子供達が作り出す空間の恐ろしさ。 最初から最後まで先生が胸糞だった。いじめ、いくない!だめ!絶対!

ホラー小説かと思って読んでみたけどホラーっていうよりはダークファンタジーぽかったな。謎の子供「アオ」についての描写はめちゃくちゃ怖かったけどw

最後まで読むと「死にぞこないの青」というタイトルの意味が分かる。比較的薄い本なのでサクッと、胸糞含む色んな意味でゾクッとしたい人にピッタリの本。

これ読んで何故かダレンシャンのハーキャット思い出した。共感者求む。

ネタバレあり感想


★★★☆☆

羽田先生の悪役っぷりよ。まーサイコパスなこと。インスタで他の人の感想よく読むんだけど「羽田先生に(胸糞すぎて)耐えられず、それでもなんとか読みきりました」「先生とマサオ君の場面がしんどすぎて読むの辛かった」っていう意見たくさんでした笑

そんでお母さんも気づいたれよ!!マサオのSOSに!!!!先生に何回も会ってる唯一の身内やないか!!…ってな具合に、マサオを守るのはマサオしかいなかったんですね。”自分を守ってくれるアオは、実は自分だった。”まあまあよく見る展開だけど面白かった。アオの外見の不気味さがいい味出してた(誰)

でもなーーあんなに酷いいじめがあったんだから、ラスト羽田先生にはせめて社会的にお亡くなりになってほしかった。マサオと共に羽田に苦しめられた読者目線からだと物足りない…!!!!ぬるい!!!!せめて公表しろ!やられたこと全部!!…まあ事件が終わった夏休み明け、羽田の代わりに来た別の女の先生が可愛かったから許すか。(って書いてる今、ちょうどフォロワーのカズさんから「でも新しい先生が良さそうな先生で良かったよね☺️」ってリプ来たwみんな思ってることは一緒なんだねw)

一貫してマサオは優しい男の子で感動した。あんなに色々あったのに「でも僕はクラスメイトを恨んではいない、同じ立場だったら僕だってそうしていたかもしれない」って思えるのすごい。誰よりも強いのはマサオくんでした( ;∀;)

作者あとがきは当たり前に面白かった!むしろこれを読みたいがために乙一作品読んでると言っても過言ではない!いや、それは過言か。暗い系の話の後に読むと余計に面白く感じる(゚∀゚)

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コメント

  1. いでかみ より:

    ん?死にぞこない?呼んだ?

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