旅のラゴス

あらすじ

主人公はラゴスという一人の男性。
彼はひたすら旅をする。

数人以上の精神力を用いて、異空間を超え別の場所に移動する”集団転移”や、
相手の気持ちを読む力、予知夢、獣との同化。
人類が超能力を獲得したこの世界で起こる奇想天外な出来事。
異世界で繰り広げられる平和と争い。

出会いと別れを繰り返し、ラゴスは旅の最後にどこにたどり着くのか。
決して一つの場所にとどまることのないラゴスの目的とは…

ネタバレなし感想

うおおお
SFって初めて読んだかも!!!!
なんだこれ!!!!異世界すぎる!!

その名の通り、ラゴスっていう主人公が旅をするんだけど
瞬間移動したり、馬と気持ちを同化させたり、予知夢みたり、世界観がすごい。
文庫本自体は割と薄いのに物語が壮大。

内容はラゴスの旅先での出来事が12章で構成されてるんだけど
どの章も、発想が面白い。
「石畳の道に巨大なたまごがハマってる」
とか
「壁に張り付いて集中したら向こう側いける」
とか意味わからんくない!?笑
でも、読めば読むほどこの世界観なら…と納得してしまう!

ちょっと難しいとこあったけどわくわくした〜(゚∀゚)

時間がゆっくりのんびり過ぎていくようにも
緊迫して一瞬で駆け抜けていくようにもなれる不思議な一冊でした。

いやぁ、旅って本当にいいもんですね~

ネタバレあり感想

そんなに長い小説じゃないと思ったけど読み終わった後の達成感がいい。
そして何故か自分も疲労感に包まれる笑
ラゴス目線のお話だからかな…
奴隷やらされたり盗賊に追いかけられたり常に移動してたりで色々あったもんね…

発展した文明がいくところまで行った結果、人類は全て失い、
その代償として超能力を獲得しているという設定。
何事もやりすぎたらあかんということですな。

超能力が使える世界っていうイメージだと近未来的な情景が浮かぶけど、
この世界はどの国も村も発展途上。
便利な家電や整備された道路なんてものはもちろん存在せず、奴隷や人身売買は当たり前。
移動手段は主に馬で、気を付けないと盗賊に襲われるような世界。
ここに超能力て!!!!
超能力って…ここに超能力て!!!!(2回目)
発展途上+超能力のマッチさが完璧すぎた。
小説家の頭の中ってどうなってるんだ…

ラゴスの半世紀に渡る旅を描いた作品で、とにかく1章1章の内容が全部新しくて面白かった。
とくに笑ったのが「壁抜け芸人」

壁に張り付いて意識を集中させて、体の原子を壁の原子の隙間に埋め込みすり抜けさせることで
壁の向こう側へ行く。ただし全裸。っていう技www
で、この大道芸人がこの力を使って狙ってる女の子の家に忍び込もうとしたところ
その部屋で寝てたのがラゴスだったから、驚きのあまり集中力が途切れて
壁をすり抜けることができなくて全裸のまま壁に埋まってしまうっていうw
全裸のおっさんが壁に埋まってる状況怖すぎるwwwww

ラゴスが都会育ちっていう情報は最初からよく出てきたけど
まさかあんなにお偉いさんのとこ出身だったとは!
奴隷としてラゴスに酷い扱いをしてたムト達には清々しい制裁が下ったな。
長い旅の後ようやく家に帰り、この辺で話は終わるのかなと思ったら
息つく間もなくその経験と知識を人々に伝える作業が待っていて
最後にはやっぱり旅に出る。これが性(さが)というものか。。。
ん~~面白かった!!!!

最後、ラゴスはデーデに会えたのでしょうか。。。

忙しい人向け一文まとめ(ネタバレ込み)




人間が超能力を獲得した世界で、ラゴスという男がひたすら旅をし、最後は惚れた女に会いに氷の世界に消えていくっていう話。

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