北海道3日目。
この日、私はついにひとりバスツアーデビューを果たしました。

朝早くゲストハウスを出て集合場所のホテルに向かいます。
集合場所の入り口にいたのはサラリーマン風の男性と、腰が曲がったおじいちゃんと、ランドセルを背負った女の子。
このバスツアー、老若男女問わずすぎない…?という一抹の不安を胸に、一向に人が増える気配のない場所で集合時間になるのを待ちます。
少しするとホテルから資料を抱えたお姉さんが出てきました。
あたりを見回し、私に狙いを定めたかと思うと「バスツアーのお客様ですか?」と聞いてきます。
旅行会社の人でした。
どうやらこのホテルには入り口が2箇所あって毎回必ずこちらの間違った入り口で待っている参加者がいるのだそうです(私)。
そんな参加者を連れ戻すべくこちらの入り口をチェックしにきたら、これから平日を迎える社会人や学生に混じり、リュックにキャップにスニーカー、ペットボトルまで握った明らかに遠足スタイルの女を発見したということです(私)。
危ない。あのまま誰にも発見されなかったらあんなウキウキの格好で置いてけぼりになるところだった。
バスは平日だといういうのに満席。
こんな会話を聞きながら最初に目指すのは旭川動物園。
しかし、実は動物が苦手な私。
バスツアーに参加した目的は青い池だったのですが、日程や料金など考慮して動物園が組み込まれたこのコースを選んだのです。
動物が苦手な人間が一人で動物園行ってもなあ…まあ時間がすぎるまでふらふらするか~という気持ちで入園。


旭川動物園到着後のツイートがこちら。
なんでも楽しめる子に産んでくれてありがとう両親。
旭川動物園、何も下調べせずに行ったけどすごいのね。お客さんを楽しませようという工夫が。


猿が頭上を移動したり、ペンギンに混ざって水中を歩けたり。
色んな角度から活動中の動物を観察できるようになっていて、これが非常に面白い…。
楽しかった…
水槽から浮上したカバを見ようと一斉に集まった人々が

うんちをまき散らす可能性があるので離れてください
という注意喚起でカバから一斉に遠ざかった光景や、

おかーさーん、カバさん見に行こ~!
と絵本の世界のカバを想像し笑顔でカバコーナーに突入していった子供が、実物のカバにドン引き&泣き叫びながら入り口から飛び出してきた光景は忘れられません。
その後バスは美瑛パッチワークの路を経由し、私が今回のツアーで一番楽しみにしていた青い池へ。
見て下さいこの美しさ。

これが青い池と呼ばれる不思議な人造池です。人造といっても故意に作られたのではなく防災対策の工事でたまたまできた池ということです。
池の青さは天気によって左右されるらしくこの日は若干にごった色でしたが、それでも水面に反射した木々や、透明なのに青々とした池にはうっとりです。本当に幻想的な光景でした。
スマホの画質の悪さを恨んだり、腕に止まったてんとう虫に軽くパニックを起こしたり、それに気づきてんとう虫を取ってくれた近くのマダムに土下座の勢いで感謝していたら自由時間終了ギリギリになってしまいました。
大慌てでバスに戻ります。
途中、「待って」と声が聞こえた気がしました。私には関係ないだろうと無視して小走りを続けると今度は若干キレ気味な「待って!」が追いかけてきました。
え、わたし!?と振り返ると知らないおばちゃんが「空いてる!」「あぶない!」と私の背中を指さしています。
背中を見れば「大 全 開」といわんばかりに豪快にリュックのチャックが空いており、中身が丸見えになっていました。
幸い何も落とし物はありませんでしたが、追い越した観光客の注目を浴びていたのは間違いない開き方。驚愕と羞恥で「んっふぉ!?」みたいな声が出ました。
わざわざ追いかけてきてくれて本当にありがとうございました。
なんかこの日はいろんな人に助けてもらったなあ。
最後の観光スポット、ファーム富田。

鮮やかなお花や手を繋いで歩くカップルに囲まれ「一人でくる場所じゃねえな…」としみじみラベンダーソフトクリームを舐め、ツアーは終了です。

全国旅行支援のクーポンが余ったので北海道のコンビニ、セイコーマートで北海道っぽいものを爆買いし宿に戻りました。
盛りだくさんの一日でした!
記事タイトルはこちらから
米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく―。著者の原点であり、発表以来ベストセラーとして読み継がれてきた、永遠の文学の金字塔が新装版に!群像新人賞、芥川賞受賞のデビュー作。
内容(「BOOK」データベースより)
コメント