サラバ!中

あらすじ

サラバシリーズの2作品目。主人公は圷歩(あくつ あゆむ)という男の子。
父の海外赴任でエジプトで暮らしていた圷家。この巻は、エジプトから帰国した圷一家の話。
不穏な空気が漂ってた両親は離婚し、やばい姉はやばいまま。
そんな強烈な家族の仲で荒波立てることなく生きてきた歩は、
帰国後の新しい環境にもすぐ馴染んで、進学先では須玖という友達に出会う。
この須玖という人物が本当に魅力的。読んでほしい。関西弁なのがまたいい。
そして、阪神神戸大震災が起こり、暗黒の時を経て大学に進学。出会いと別れの中で
「書く」ことの楽しさに気づいた歩はライターになった。
でも歩が変化を遂げていた時間、彼の周りもそれぞの道を進んでて…

ネタばれない感想

強烈な圷家再び…!!!!
今回も強烈だったこの家族wwwなんかもうみんなパワーアップして帰ってきたって感じw
みんな自由に生きてるなあ。
震災のあたりから読むの苦しくなるかもって身構えてたけど意外とそこはあっさりだったかな。
この前三浦しをんさんの 光 読んだから重い展開に敏感になってしまった…
そんで姉。強すぎるよ姉。。。母も。。。父も。。。どうなってんだこの家族…
色んな人や出来事から影響を受ける歩が成長していく姿は感情移入せずにいられんな。

ネタバレ感想

ヤコブでてこんのかーーーーーーーーーい

私ヤコブにもう一度会えると思って読んでたんだが!?
といったものの須玖というまたイカしたキャラがでてきたので許そう…
震災で深い海に潜りこんでしまった須玖。近くにいるのに、会えるのに、須玖から
遠ざかってしまった歩。ちょっとしんどいね。。。
「近いのに、彼の心は遠い」みたいなセリフよくあるやん、しらんけど。
須玖に対して「深い海に潜りこんでしまった」っていう表現、すごいなあ。
遠いんじゃないよ、深いんだよ、潜り込んでるんだよ。それはさすがに救える見込み低いよな。

あと居酒屋で鴻上が歩に自分の姉が自殺した話したシーン。鴻上が淡々と話してる中で
「居酒屋の汚れた床には、客が落とした焼き鳥の串が散乱していた」っていう情景描写があるんだけど
リアルすぎない!?(そこ!?)
この一文だけでどんな空気の中で話してるのかすぐイメージできるのすごい。
そういう慣れ親しんだ場所にいるのが想像できるだけで親近感沸く。

歩を取り巻く環境の変化と影響が、多かれ少なかれ今の彼を形成しているって
第三者からだと分かるけどそうやって考えたら私も色んな出来事に影響されて今生きてるんだもんな。
無駄だと思った時間も無駄ではなかったということだ、よし。

歩の父が出家するって話はびっくりした。だからあんなに徳の高い人だったのか。
それに歩の母と父の間には何があって、今はどういう状態なのかはっきり明かされてなかったから
下巻ではその謎もとけるのかな。母の再婚相手も、父に似てるっぽいし、この離婚は何かちゃんとした理由とかあったのかな…

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