カキフライが無いなら来なかった

どんな本?

作家のせきしろさんと、ピース又吉直樹さんのお二人が生み出した
“自由律俳句”と”エッセイ”が詰まっております。

一言で説明するとせきしろさんと又吉さんのセンスを文字化して閉じ込めたシュールな本。
これ以外でもっと的確なまとめ方ががあれば教えてくれ。

この”自由律俳句”、聞きなれない方もいらっしゃるでしょうが本書にちゃんと記載されてます。

自由律俳句とは、五七五の形式を破り自由な韻律で詠む俳句のこと。

引用:カキフライが無いなら来なかった 裏表紙より


タイトルの「カキフライが無かったら来なかった」がまさにそれですね。笑

こういうじわる俳句がひたすら並んでいる。
そして時々エッセイ。このエッセイは「ふっww(肩ピク)」ってなるタイプと
ほんのちょっとセンチメンタルになるような味のあるタイプがあって面白い。

ちなみに又吉さんの別のエッセイ「夜を乗り越える」で
せきしろさんとこの本を書くことになった経緯が書かれてますよ!

電車で読むのはおすすめしません、何故かって?

①俳句ページは文字が大きい
見開きに一文どかんと載ってるページ多数の為、一瞬で何が書いてあるか把握される。
右ページにデカいフォントでせきしろさんの俳句がどかん。
左ページにでかいフォントで又吉さんの俳句がどかん。
他、全て余白。
いや読もうと思えば読めるんだけども。笑

②肩プル、薄笑いが避けられない。
私みたいにツボが浅い人はマスクをしているとしても厳しいんじゃないだろか。
小学生の頃、朝読書という朝礼前の日課があり、私の前に座っていた小島君が
毎朝「んふっ…っ…www…んふっ…」と笑いをかみ殺して何かを読んでいたんだけど
(小学生向けの文庫本で何をそんなに笑う文章があったのか今でも謎)、
「え、あの人大丈夫かな?」という自分が含まれない謎の連帯感が発生する事態を防ぐためにも
電車で読むことはおススメしません。

本文から俳句をちょっとだけ紹介!

やっぱり自分の目で、ページをめくる楽しみと共に読んでほしいから
ここはあえて私が一番好きな俳句ではなく、今適当にめくったページから取り上げて紹介。

まずはせきしろさんから。
…捲るわよ?せーのっ

怒っている頬に畳の跡

引用:カキフライが無いなら来なかった p166

あの人怒られてんな~、今めっちゃ怒られてんな~、って時。
状況は分かってるのに一度気になるポイントが目に入ると現れる冷静な自分。笑
すごいな、誰もが経験あるこういう体験・気持ちをたったの10文字で表現するって。

続きまして又吉さん。
…いくわよ、せーのっ!

一巻を開いたばかりに何もせず朝

引用:カキフライが無いなら来なかった p217

あるあるすぎる。私は何もせず朝、じゃなくて、何もせず夜。のパターンが多いかな。
ちなみに私は在宅勤務中、気が付いたらYouTubeでアメリカ兵の父がサプライズで帰国し子供と感動の再会をする系動画に涙してることが多いんだけど経験者いる?

はい、終了~~~!

私が最高に肩プルさせた俳句がこの二つのうちにあるかどうかは秘密です。
是非お手に取ってお読みください♡

総評

シュールさ★★★★★

読みごたえ★★☆☆☆

共感度★★★★☆

壮大な小説を読んだ後に息抜きになる度★★★★☆

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