あの家に暮らす四人の女

あらすじ

アラフォーで独身、刺繍作家の佐知は代々受け継いできた古い洋館で
母と、友人の雪乃と、雪乃の後輩である多恵美と4人で暮らしている。

ダメ男を断ち切れない多恵美の元彼はストーカ化し、
“水難の相”診断された雪乃の部屋は水浸しになり、
佐知は水道管の修理業者に心をときめかせる。

加えていかなる時も悠然と構える無責任な母、鶴代と
同じ敷地内に住む謎の老人、山田。

にぎやか(?)な生活を送っていたある日、雪乃は「開かずの間」の扉を開けてしまう。
そこには詳細不明の佐知の父に関するあるモノが・・・


佐知は顔も覚えていない父親の手がかりをつかむことができるのか?
不思議な同居生活と、人との繋がりや距離感、女のリアルな心情を描いた作品。

ネタバレなし感想

★★☆☆☆

主人公は、結婚もしてない彼氏もいないいつの間にかアラフォー…という佐知。
周りを囲む同居人や、人生の考え方を絡めて話は進んでいきます。
緩やかな日々の中で女たちの心情が、これまたゆるりと描かれたお話でした。

女たちの生活をゆるゆる穏やかに書かれている話かと思いきや
途中から雲行きが怪しくなって急にテイストが変わってびっくりした笑
私は「え、え?ん?」となりました。
気になる方は是非読んでみてください。


でもやっぱ三浦しをんさんが書くキャラクターは男の子の方が好きだなあ(´ー`)

めちゃどうでもいいけどこの本は女4人の話で、前読んだ本(オーファーザー)は父親4人いた。
…言いたいことはそれだけ。笑

ネタバレあり感想

うーーん、河童のミイラはちょっと突っ込みどころというかなんというか…
カラスが出てきたらへんから「ん?」だった笑

雪乃が開かずの間に侵入して何か見つけるってところまでは楽しめたんだけど
河童か…ミイラか…父親の魂が乗り移るのか…
急に現実味が皆無になってついていけんかった( ;∀;)

物語の進み方とか雰囲気は同じく三浦しをん作の「星間商事株式会社社史編纂室」に
似てて、みんな個性豊かなんだけどなんかもうちょっと、もうちょっとスパイスが欲しいな
って気持ちになってしまった。
風が強くふいているとか神去りとかまほろとか、私的にドストライクの作品が
大体三浦しをんさんだったから期待値高すぎたってのもあるけど(゚∀゚)

amazonでレビュー見てたけど私と同じように
途中から方向性についていけんかったっていう声結構多いな…

でもやっぱり、ちょっとふざけた掛け合いとか思わずくすっと笑えるシーンは楽しめたし、
女が4人住むっていう設定なのにどろどろしたり嫌な空気になる展開もなく
温かい気持ちで読める本だった。

佐知は、雪乃たちが男を作って家を出ていかないか不安になるけど
しばらくそんな予定はなさそうだし、家に帰れば誰かが「おかえり」と言ってくれる
そんなぬるま湯のような生活も続けられるだけ続ければいいじゃない、
って考えに落ち着いたラスト。

そうよねえ、焦って将来のこと無駄に心配してもしょうがないものねえ。
と、考えなきゃいけないこと先延ばしにしてた私はさらに怠惰になりそうです。

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